お知らせ・活動報告長期優良住宅先導的モデル事業への我々の取組み
2009年05月13日
以下 国交省のホームページより
「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会の住宅のあり方について、広く国民に提示し、技術の進展に資するモデル事業を、国が公募し、建設工事費等の一部を補助する「長期優良住宅先導的モデル事業」については、平成21年2月4日から3月16日までに民間等から事業を公募し、311件の応募がありました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000026.html
・建築研究所
http://www.kenken.go.jp/chouki/index.html
前回の提案「東京/森の木の家プロジェクト」(平成20年度第2回)で、評価採択された内容
(2)工務店としての環境配慮と環境対応力の強化
(3)住まい手の省エネルギー・資源有効活用の意識を行動へ喚起
(1)地域産材活用の意味と根拠の明確化
地域産材の環境貢献という側面について、ウッドマイルズ算出プログラムを利用し、林材地から建築現場
までの供給ステージにおける木材のトレーサビリティ・木材の輸送エネルギー削減率を定量的に評価し、
その情報を開示する。
①自立循環型住宅推算ソフトにより得た評価結果の開示
居住時のエネルギー消費の削減と心地よい室内環境の形成を目標に自立循環型住宅による設計手法を用い、

②「家守りロードマップ」の策定
弊会のメンバー工務店各社から聴取した点検、修繕データをもとに引渡し後の修繕計画を策定し、それに
必要な項目と費用を算出し、「家守りロードマップ」として纏め上げた。
建物の引渡し時に住まい手に提示することで、住宅の長寿命化への動機づけを行うことができる。
同じ地域で活動する弊会の特性を活かし、相互補完により経済的側面を担保する独自の経済的完成保証
完成させることができる。

(3)住まい手の省エネルギー・資源有効活用の意識を行動へ喚起
温湿度記録計と公共料金等のデータをもとに環境家計簿を作成し「省エネ見える化」を推し進め、また、住宅の長寿命化セミナーで得る「学習効果」と多摩地区森林体験などの「体験効果」で森林資源の有効活用や省エネルギーへの意識向上へ繋げる。さらに、「意識」を「行動」へと喚起させるため、ウッドマイルズによる評価、自立循環型住宅による評価・環境家計簿による評価結果をWeb上で邸別に「住まい方・省エネマラソン」
という形式で公開し、住まい手の住宅の長寿命化及びエネルギー消費量削減に対しての意識向上を図り、具体的行動へと喚起する。
長期優良住宅における施主様のメリット
東京家づくり工務店の会に所属しているメンバー工務店で、長期優良住宅の要件に合った家を建てる場合、主に下記のメリットがあります。(詳しくはご相談のメンバー工務店へご相談ください)
6月4日から長期優良住宅法により優良住宅の認定制度が始まりますが、後日詳細を掲載致します。
住宅性能(耐震性、断熱性、耐久性など)が上がり、性能表示で担保されます
東京家づくり工務店の会の各メンバー工務店では、国土交通省の「長期優良住宅先導的モデル事業」が始まる以前より、住まい手の暮らしやすさを第一に考え、長期優良住宅に取り組み、施工してまいりました。そして今回、本モデル事業の採択により、長期優良住宅の性能表示が担保され、より目に見える形になりました。
長期優良住宅の補助金(100万〜最大200万円)を受けることができます
東京家づくり工務店の会で採択をされました長期優良住宅先導的モデル事業「森の木の家プロジェクト」
の対象になる住宅は国から最大200万円の補助金を受けることができます。
また長期優良住宅の普及版には、100万の補助金が下りる予定です。
※普及版の長期優良住宅の補助金は棟数が限定(1000棟)や期限(2001年度内完成)が設けられています。
詳細は近日中に掲載します。
東京の森を元気にする取組みをしています。
東京都面積の約4分の1を占める森林資源を有効活用し、循環を促すための啓発活動として東京の森の木(多摩産材認証 制度)を利用した地産地消の家づくりに取組みます。東京家づくり工務店の会と林業者、製材業者との協力態勢を構築し、住まい手に多摩地区の林業や木材産業 の実態に触れて頂き、微力ながら森林整備活動にも参加することすることで、地域循環型社会の大切さを啓発します。
「家づくり」を体験する
住宅が造られるプロセスや大工職人と触れ合い、実際の家づくりの現場を体験していただける機会を設けます。
現場の構造見学会などを通じてご覧頂けます。
トップページの右欄に当会の各社の構造見学会、完成見学会のお知らせがありますのでお申し込みください。
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