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長期優良住宅


この会で提案申請をしました「東京/森の木の家プロジェクト3」が前回に続き、

2010年度第1回「長期優良住宅先導事業」国土交通省

採択をされました!

 

※国土交通省「長期優良住宅情報公開システム」に、東京家づくり工務店の会「東京/森の木の家プロジェクト」が
 掲載されております。>>詳細はこちら

※国土交通省 長期優良住宅情報公開システム(住宅の新築部門) >>詳細はこちら

 

 長期優良住宅の基本的な考え方

前々回は「地域産材の活用」を、前回は「見える化」を住まい手に提示する取り組みが評価されました。
今回は木造住宅の耐久性を高め、定期的に不備箇所を改善し、中古住宅においても家守りが付帯していることを軸に提案しました。東京家づくり工務店の会では前回、前々回に引き続き3回目の「長期優良住宅先導事業」の採択となりました。

●将来改善しづらい箇所を事前に措置を施す
●中古住宅流通時に、永続・恒常的に家守りが付帯させる
●信託スキームを活用した完成保証制度の構築
●インスペクション(検査・点検)方式の統一及び保守点検費用の預託制度の確立

 

長期優良住宅基本的な考え方

 

地域工務店の協働による住宅維持保全スキーム


提案の概要

家づくり段階における取り組み

●信託スキームを活用した完成保証制度の構築
●保守点検費用の一部預託
●耐久性維持のための事前措置と住宅の耐震性

 

家守り段階における取り組み

●東京家づくり工務店の会のインスペクション方式の統一化
●住宅履歴情報の共有化
●日常的・簡易的維持管理方法の実施
●燃費性能の表示

 

家づくり段階における取り組み

信託スキームを活用した完成保証制度の構築

経済的に住まい手・つくり手の金融リスクが軽減される制度です。
従来までの弊会会員の連帯保証から、新たに信託口座開設によるエスクロー((株)日本エスクロー信託)を活用したシステムを導入します。それによる、最大のメリットは、万が一、施工工務店の倒産があった場合でも施主様の工事代金が保全され、円滑に工事を引き継ぐことができる点です。また、弊会事務局が出来高査定を行うため、信託会社に交付(支払)指示後、代金が支払われるので過払いになりません。以上のような理由により、施主様の信用リスクが解消できます。
費用についても、口座開設等の初期投資が低く抑えられ、施主様が支払う信託手数料も数万円と低額なので大きな負担になりません。

詳しくは「完成保証」の「経済的な保証 〜大切なお住まいは、必ず完成します〜」をご覧ください。

信託スキームを活用した完成保証制度

 

保守点検費用の一部預託

建物引渡時に、弊会統一の短期・長期保証の基準を明示し、10年間の維持管理契約を結び、当初10年間の点検費用として、東京家づくり工務店の会が10万円をお預かりいたします。その10年間の保守点検の費用は会より支払われます。そのため、10年間の保守点検は確実に行われることになります。10年目以降も10年毎に契約を更新することができます。
このシステムにより長期的な保守点検の継続、家まもりが可能となり、末永く住み続けることにつながるのです。

保守点検費用の一部預託

 

耐久性維持のための事前措置

(1) 木材の変形防止
地域産材の柱材の割れや曲がりなどの変形防止のために四面スリットを入れ、人口乾燥をおこないます。
(2) 防腐・防蟻の事前措置
一般的な防腐・防蟻処理は表面塗布で、これは5年程度しか薬剤効果が持続しませんが、ホウ素系木材保存剤を木材内部まで浸漬拡散させた材料を使用すると、水に触れない限り永久的に効果が持続します。
(3) インスペクション方式の統一
引渡後10年毎に外周部、水回りの土台部分の木材含水率を測定して、結果を住宅履歴に記録します。

四面スリット加工剤柱材

カンザイシロアリ生存率の変化

土台含水率床下測定

【四面スリット加工剤柱材】 【カンザイシロアリ生存率の変化】 【土台含水率床下測定】
 
(4) 耐震性のインスペクション方式の統一

耐震インスペクション

地震の影響等による建物のねじれ(ずれ)を確認しやすいようにするために、建物軒先面とその下部の土台部分に測定用金物を取付け、引渡後10年毎にトランシット等の測定機器を使用し、それら金物の位置関係を測定し結果を住宅履歴として記録します。

新築時も含め経時に測定し著しい変化のある場合は有償にて詳細検査を実施いたします。

 

家守り段階における取り組み

東京家づくり工務店の会のインスペクション(検査・点検)方式の統一化

住環境価値向上事業協同組合の開発したHCRと言うアプリケーションソフトと「家守りロードマップ」を併用し、長期維持管理計画書、点検報告書、修繕費見積書を作成し住まい手様にご提示させていただきます。
また、これらに不足している耐久性・耐震性については、+αのインスペクションを10年毎に実施し、弊会におけるインスペクション方式を統一しております。 

維持管理計画書の作成

点検報告書の作成

修繕費の見積

【維持管理計画書の作成】 【点検報告書の作成】 【修繕費の見積】

 

住宅履歴情報の共有化

東京家づくり工務店の会では共通の住宅履歴情報サービス機関のシステムを導入しており、保管するデータの項目の統一を図っております。
万が一施工工務店が倒産した場合でも他のメンバー工務店が住宅履歴情報に基づき家守りを引き継ぐことができ、永続的な家守りが可能となります。

住宅履歴情報の共有化

 
 

日常的・簡易的維持管理方法の実施

(1) 配管経路(二階への立ち上がり回り)について将来のリフォーム時に便利なように寸法が分かる様に写真撮影を行い記録します。
(2) 給水・給湯管に圧力ゲージを設置します。水圧異常を早期に感知することで、管・機器類の異常を発見することができます。
(3) 配水管経路途中に透明の断手を挟み、排水の流れの状況を確認できるようにする。また、上部口を緊急時の掃除口として利用する
(4) 床下点検口近辺に、点検用LED照明を設置し長期に亘る点検時に使用します。

下地柱位置からの測定

ヘッダー前圧力ゲージの設置

透明継手の挟み込み

LED照明

【下地柱位置

からの測定】

【ヘッダー前圧力ゲージの設置】 【透明継手の挟み込み】 【LED照明】
 

燃費性能の表示

東京家づくり工務店の会のすべての会員工務店は自立循環型住宅研究会のメンバーであり、住宅におけエネルギー削減に取り組んでいます。
設計時に自立循環型住宅評価ソフトを使用し、省エネルギー性能の評価を行います。その結果を住まい手様に数値としてお伝え致します。
設計段階より住宅の性能や自然エネルギーの有効活用に関心を持っていただき、さらに、省エネルギーへの意識を向上していただければ・・・と弊会は考えております。

自立循環型住宅評価結果

【自立循環型住宅評価結果】

 

新たな取組み、強化された取組み

仕組面での取組み

1. 社会性を帯びた活動を行うために、弊会を一般社団法人化する。
2. 住まい手の資金保護のために信託スキームを活用した経済的完成保証を構築する。
3. 共通の住宅履歴情報サービス機関の利用と共に、弊会事務局でも万一に備え情報の共有化を図る。
4. インスペクションに関し、住環境価値向上事業組合のソフト利用と不足分についての+αの検査を実施し、会としての方式を統一する。
5. 保守点検費用の一部預託制度を確立し、永続的維持管理の意識付けにする。

技術面での取組み

1. 耐久性維持の事前措置として、木材料の変形防止のための四面スリット加工(柱材)と防腐・防蟻の維持強化のためにホウ素系木材保存剤の浸漬拡散処理を行う。
2. 日常的に簡易に行える維持管理方法を採用する。
3. 住宅の燃費性能表示を実施する。従来の自立循環型住宅評価と同時に一次エネルギー消費量の基準達成率を算出する。
4. 邸別にウッドマイルズ関連指標評価を継続して行い、さらに定量データを積み上げる事で地域産材の環境貢献面における意味と根拠を明確にする。

 

  

長期優良住宅における施主様のメリット

東京家づくり工務店の会に所属しているメンバー工務店で、長期優良住宅の要件に合った家を建てる場合、主に下記のメリットがあります。(詳しくはご相談のメンバー工務店へご相談ください)

住宅性能(耐震性、断熱性、耐久性など)が上がり、性能表示で担保されます

東京家づくり工務店の会の各メンバー工務店では、国土交通省の「長期優良住宅先導的モデル事業」が始まる以前より、住まい手の暮らしやすさを第一に考え、長期優良住宅に取り組み、施工してまいりました。そして今回、本モデル事業の採択により、長期優良住宅の性能表示が担保され、より目に見える形になりました。

 

長期優良住宅の補助金(100万〜最大200万円)を受けることができます

東京家づくり工務店の会で採択をされました長期優良住宅先導的モデル事業「森の木の家プロジェクト」

の対象になる住宅は国から最大200万円の補助金を受けることができます。

また長期優良住宅の普及版には、100万の補助金が下りる予定です。

※普及版の長期優良住宅の補助金は棟数が限定(1000棟)や期限(2001年度内完成)が設けられています。

詳細は近日中に掲載します。
 

東京の森を元気にする取組みをしています。

東京都面積の約4分の1を占める森林資源を有効活用し、循環を促すための啓発活動として東京の森の木(多摩産材認証制度)を利用した地産地消の家づくりに取組みます。東京家づくり工務店の会と林業者、製材業者との協力態勢を構築し、住まい手に多摩地区の林業や木材産業の実態に触れて頂き、微力ながら森林整備活動にも参加することすることで、地域循環型社会の大切さを啓発します。

地産地消の家づくりで東京の森林を守ります。

 

東京の森と木

 また、「東京の森と木」ウェブスポンサーに参加し、日頃より多摩地域の森林資源の活用と保全、地域振興に貢献してまいります。

 

 

「家づくり」を体験する

住宅が造られるプロセスや大工職人と触れ合い、実際の家づくりの現場を体験していただける機会を設けます。

現場の構造見学会などを通じてご覧頂けます。

当会の各社の構造見学会、完成見学会は「見学会」のページをご覧下さい。