住まい手からのメッセージ『はまだやまの家』のI様(創建舎)

見学会で階段をあがった時に、いい家を建ててくれる工務店だと、確信しました

創建舎の家に暮らすお客さまを訪ね、
住み心地の本音を語っていただく「お客様インタビュー」。
今回お訪ねしたのは、2011年冬に竣工した『はまだやまの家』。
ご夫婦と小さな子どもたちが暮らす2階建ての住まいです。

 

 

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◎ 土地さがしの極意?! まずはお米屋さんに聞いてみよう!

 

京王井の頭線・浜田山駅から徒歩10分ほどの「はまだやまの家」は、古いお屋敷の残る、閑静な住宅街にあります。ご主人は南青山でWebデザイン会社を経営、子育て中の奥さまはグラフィックデザイナー。今は自宅で仕事をされています。

 

「家づくりを意識したのは5年ほど前です。それまでは2人とも帰宅時間が遅く、家は帰って寝る場所という意識でした。自宅で仕事をするようになり、長男にも恵まれ、賃貸マンションは手狭になってきたんです。とにかく引越したいという気持が高まっていました」と奥さま。 引越し先候補として最初にあがったのは、住み慣れた浜田山の駅近くに開発された高級マンション郡でした。緑に囲まれた都会とは思えないリゾート的雰囲気にひかれたそうです。ただ、ご主人は少し違和感も持たれたようです。

 

「駅近くのマンションも魅力的でした。でも自分は北海道・十勝で生まれ育ったので、やはり地に足のついた暮らしをしたいと思ったんです。浜田山周辺で土地をさがしはじめ、昔からのお米屋さんや魚屋さんに聞いて、いい場所・悪い場所を教えてもらい、散歩中に偶然見つけたのがここでした。実家の父に見てもらった際『本当に家は建つのか』と不思議がられましたよ。実際、実家の駐車場よりも狭い土地ですからね(笑)」。

 

  

◎ さまざまなプランに心は揺れ動き……

 

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2階。奥さまの定位置から。子どもの遊び場も見えて安心です。

 

「土地を決めたのと同時に、工務店やハウスメーカー、建築家など、様々な所を訪ね歩き、それぞれにプランや予算を提案してもらいました。ベランダが3カ所もあったり、1階が全部土間だったり、間仕切りが全くなかったり …… プランの可能性は色々あると思いました」とご主人。「自分としては、国産のムク材で家を建てたいという気持も別にあったんです」。

 

そうしたプランの中で奥さまが特に気に入ったのは、ある建築家の提案だったそうです。 「私としては、ほぼその方にお願いしたいと決めていました。偶然、その建築家を紹介した住宅雑誌に創建舎の実例も載っていて、ホームページを見てみました。国産のムク材を使っている点や、社員大工がいる点、家のメンテナンスをしっかりしている点などが気になり、中里社長に電話してから、一度訪ねてみることにしました」。

 

「建築家のプランは確かに優れています。でも自分たちの希望を素直に伝えられなくなり、建築家の作品になってしまうかもという疑問が湧いてきました。それとメンテナンスに対する不安もありました。創建舎は家守り(定期点検や住宅保証)をきちんと行っているので、その点は安心だと思います」とご主人は考えたようです。

 

 

 

 

 ◎ 階段は、大切なことを教えてくれた

 

 

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「創建舎を訪ねたとき、施工現場見学会に誘われました。現場を見たとき驚いたのは、とにかく整理整頓が行き届いていたこと。大工道具を棚にきちんと置いていたり、廃材を分別していたり、プロとしての誇りをもった仕事をしていると感じました」とご主人。

 

「この現場を見るまでは、建築家と創建舎のあいだで気持は揺れ動いていました」という奥さま。 「けれど階段をあがってみた時に、この工務店なら住みやすい家を建ててくれると確信しました。それまで沢山のモデルハウスで階段をあがりましたが、こんな感覚は初めてでした。家を建てるとはこういう事なんだと、はじめて分かったような気がします。実は目に見えない細かな部分に大切なことは隠れていて、見た目は最後なんだという事が分かりました。それで創建舎に決めました」。

 

すでにご夫妻のなかでプランは固まりつつあったので、プランのラフ案やイメージスケッチ、雑誌の切り抜きなどを創建舎・設計担当の吉田氏に渡し、ディテールを詰めていったそうです。

 

 

 

◎ 一日中明るい「ハイサイドライト」の効果

 

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「特に悩んだのは、リビングからロフトに上がる階段でした。幅を広くすると圧迫感がでると思い、梯子も検討しました。でもしっかりした階段でよかったです。月に数度は大きな物を出し入れするので、もし梯子や収納式階段だったら、ロフトを活かせなかったかもしれません。

それと設計ではキッチンの上の天井はもう少し低かったのですが、ぎりぎりまで高くしてもらいました。そのかわり天井をシナランバーにしてバランスをとっています」というご主人。設計の吉田氏によると、天井の一部を低くおさえことで、吹き抜けの高さ感がより強調されることを狙ったようです。

 

「やはり設計者はすごいと思ったのは、リビング南側のハイサイドライト(高い位置の窓)です。こんなに陽が入るとは想像していませんでした。曇りの日も一日中明るく過ごせます」と、大満足の奥さまがおすすめするハイサイドライトは、隣家の屋根の影響を受けない高さの南面に位置しているため、長時間にわたって自然光が入ります。ソファーに座りながら動く月も眺められるそうです。

 

 

◎ やっぱり必須は「収納」です 

 

「子どもがいるとどうしても散らかるので、収納はいたる所に作ってもらいました。キッチンの大型引き戸収納や、キッチンカウンターの背面収納、電話機などを仕舞う壁面収納、階段収納、玄関の土間収納などです。そのおかげで、収納家具を置く必要もなく部屋を広く使っています」。

「キッチンの大型引き戸収納は、奥行きを深くとって電子レンジや炊飯器まで収納できるようにしました。地震の時も、引き戸のおかげで物が落ちたりせずに助かりました。散らかる前に、とりあえず仕舞って隠せる場所があるととても楽ですね」という奥さまが特に重宝しているのは、ダイニングテーブルの脇にあるキッチンカウンターの背面収納。

奥行き約15cmと薄型ながら、生活用品や書類、赤ちゃん用品など様々なものを沢山収納できて、テーブルの上も散らかりません。

 

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大型引き戸収納とキッチンカウンターの背面収納は重宝してます。

 

 

◎ 1階はフレキシブルな空間に

 

 「1階でお願いしたのは、玄関を広くすることでした。また、玄関の扉も含め、出入り口はすべて引き戸にしてもらっています。玄関が広いと大勢の来客にも困らないし、買い物から帰ったときも便利です。夜は自転車も入れておけます。子どものために、手洗い水栓を付けてもらい、奥には土間収納を設けました」とご主人 。

現在は奥さまが使っている1階の仕事部屋は、いずれ壁を設けて子ども部屋などに仕切れるように考えてもらったそうです。出入り口を2カ所設け、エアコンの増設もできるようになっています。

「自分はやはり和室に寝たいので、寝室は和室にしてもらいました。押入れは戸を設けずに、ロールスクリーンを戸の変わりにしています。実は押入れ背面の壁はパネルになっていて、これを取り去ると、隣の仕事部屋とつなげることが出来るんです。1階はこれから間取りを変えていくことを前提にしてプランしてもらったんですよ」というご主人。

 

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家族の成長とともに変わっていく、ご夫婦の暮らし方や住まいに対するこだわりが伝わってきました。

家づくりへの様々な道をめぐり、創建舎に辿り着いたご夫妻。 自然の光を一杯うけ、子どもたちはのびのびと飛び回っていました。

 

interview&photo by   Colla:J 塩野哲也(Tetsuya Shiono)

 

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