家づくり見える化コラム家づくり見える化コラム9回目

2010年09月11日

様々な「見える化」からはじめよう

 「東京家づくりの工務店の会」では各社の持ち回りで、定期的にそれぞれがコラムを書いていきます。第9回目は東京家づくり工務店の会事務局の滝口泰弘が担当です。

 

 初めまして。東京家づくり工務店の会の一般社団法人化に伴い、新たに会の事務局を行うことになりました、滝口泰弘です。本業は個人の建築設計事務所ですが、東京家づくり工務店の会のメンバーも参加しているウッドマイルズ研究会自立循環型住宅研究会(関東支部)などの事務局もやっています。

 

 このコラムのタイトルでもある「見える化」という言葉は、様々な所で言われるようになりました。不思議な日本語ですが、的を得た言葉ですよね。行政の正式な文章では、「環境貢献度の定量的評価」などと書換えられていますが、「見える化」の方がイメージしやすいです。

 

 「見える化」は、そのままですが、見えなかったものを見えるようにすることです。例えば、自立循環型住宅研究会では住宅の使用エネルギーの詳細を、ウッドマイルズ研究会では木材の輸送という部分を数値化することで、誰にでも見えるようにしています。

 

  「見える化」は、まず「見よう」と思うことから始まります。見る必要の無いことは「見よう」とは思いません。そしてもっと重要なのが、見えるようにした 後、それをどうするかに取組むことです。「地球環境のために省エネルギーな生活をしたい」→「今使用しているエネルギーを見える化しよう」→「結構使って いるんだなあ」と、ここで終ってしまっては省エネルギーな生活にはたどり着きませんよね。

 

 環境の話だけではなく、「透明性」の確保にもつながります。家づくりにおいて、様々なことが見える化されている工務店は、信頼度もUPします。逆に「見えない化」を追求している事業者も世の中にはいるかもしれませんが、とんでもないことですよね。

 

  家づくりの色々な場面で「見える化」にこだわることは、良い家づくりの第一歩です。東京家づくり工務店の会でも、より多くの「見える化」に取組んで行きた いと思います。家づくりの相談の際に、住まいの要望について、優先順に箇条書きにしてまとめてみる、といったことも「見える化」の1つです。家づくりの見 える化について、皆さんも是非挑戦してみて下さい。

 

東京家づくり工務店の会事務局 滝口泰弘

▲ページTOP