家づくり見える化コラム家づくり見える化コラム8回目

2010年03月19日

工務店との家づくり

 

「東京家づくりの工務店の会」では各社の持ち回りで、定期的にそれぞれ

がコラムを書いていきます。

第8回目は創建舎中里一雄が担当です。

 

 

☆「工務店との家づくり」と「大手ハウスメーカーとの家づくり」と「建築家との家づくり」とのそれぞれの違いは何でしょうか?

 

☆大手ハウスメーカーさんは、概ね熟練工が要らないように規格化、工業化されていて、現場での作業が単純になるように工夫されています。

 その結果、品質にばらつきが出にくく安定した供給が出来る、というのが大きな特徴でしょう。その代わり、住まい手さんのこだわりや個性には対応しにくく、出来たとしてもとても割高になり易いことになります。また決まった箱に住まい手さんの住まい方を合わせる、ということになります。

 

☆建築家の家は、その設計や作風が気に入った人が依頼するものです。そのため、よく家を作品と呼びます。住まい手のこだわりは優先されにくく、建築家の価値観で家づくりは進められて行きます。惚れ込んでいなければ出来ない手法です

 

☆工務店との家づくりは、「工業化住宅(ハウスメーカー)や作品主義的な住宅(建築家)でなく、住まい手と一緒になってつくり上げて行き、かつ手づくり感がある家」ということが言えます。

 

☆もちろん設計力や提案力がなければ出来ません。また、現場力や施工力がなければ比較に値する工務店にはなりません。住まい手とのコミュニケーションがちゃんとでき、建物の性能でもきちんと数値で説明でき、その意味などもきっちりと説明できる能力がないといけません。

 

☆「家守り」をちゃんとしている、ということもとても大切です。

 契約までのことはよく見えるが、その後の工事や建てた後の家守りがよく見えない、というところが多いのが実情です。パワービルダーにはよくある傾向です。

 

☆そういう工務店と造った家は、住まい手さんの生活や暮らしぶりに合わせた家になります。一生のお付き合いが始まります。

 

 

 

                                    株式会社創建舎 代表取締役 中里 一雄

 

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